2007年05月28日

みんみんキッズ5月16日の活動

5月26日は、みんみんキッズ6期生の2回目の活動日でした。

6期生のテーマは「安謝川」ですが、1回の活動日(4月28日)に川の生き物について調べることに決めました。

だから、今回から生き物調べをする予定なのですが、朝から天気がよくありません。曇り
開始時間の10時には、とうとう雨が降ってきました。雨川に入るのは危険です。ガ-ン

仕方がないので、空模様を見ながら、水や川のことを考えるグループワークを室内ではじめました。

まずは、プロジェクト・ワイルドの「どれくらい地球はぬれているの?」を簡略化したアクティビティで地球の水資源のことを考えました。

タラ~水はいろいろな形で地球上に存在します。キッズのメンバーとそんな話題でやり取りをした後、
「海」、「河川」、「湖沼」、「氷」、「地下水」、「大気」、「生物」、の7つのカードを配りました。


上 それぞれ地球上で水が存在する場所、形です

この中で水資源として一番人間が利用しているのはどれかとたずねたら、「河川!」という答えが返ってきました。

グループで相談して、地球上に多く存在する順番にカードを並べました。


上 一番多いのは海、一番少ないのは生物というとこまではどのグループも同じ意見なのですが、とにかくいろんな意見が出ました。

正解は、海97.5%、氷1.75%、地下水0.72%、湖沼0.016%、大気0.001%、河川0.0001%、生物0.00005%

一番利用している河川の水の量が少ないのはみんな驚きでしたびっくり!。しかも、身近な河川の水は、水質が悪くて利用できなくなっています。安謝川だってそうです。


次に、ラミネートした地図に水性マーカーで川の位置を書き込むアクティビティをしました。

まずは地図の中の東西南北は?、みんみんはどこ?、目標物はどっちの方向? まずは地図の見方、使い方からです。

地図に馴れたら、川を青色に塗ります。最初は安謝川本流。城北小学校付近でふたまたに分かれています。沢岻川や銘苅の支流も忘れずに・・・。安謝川が終わったら、周辺の川です。小湾川、牧港川、安里川(真嘉比川)が近くを流れていることが確認できました。


上 「実はこうゆうの意外と好きです!」

外を見ると、雨が止んでいたので、「雨の日の川を観察しよう!」というアクティビティに切り替えました。
川を観察するときのポイントをみんなですこし確認してから公園の中の川を見に行きました。


上 水量(水かさ)、にごり、ごみをチェックしました。

滝見橋と花見橋で川の様子を見ましたが、思ったよりも水かさもなく、にごりも少ないようです。午後からは、生物調べをすることに決めました。

ご飯を食べたら早速出発です。急がないと時間がありません。



上 今日はボランティアで参加してくれた松葉さんが、子どもたちに網の使い方を教えてくれました。

1時間程の生物調査で子ども達が見つけた生き物は、テラピア(目視)、ヨシノボリの一種(採集)、グッピー(採集)、オタマジャクシ(採集)、サカモトサワガニ(採集)、テナガエビの一種(目視)、イシマキガイ(採集)、トウガタカワニナ(殻を採集)でした。

みんみんに戻ったら、おやくそく。今日のまとめです。

エンジンがかかるまで、少し時間がかかりましたが、やり始めればみんな相談しながらしっかりと作業を行います。


上 「ここは、こんな感じでいいかな?」「いい感じ!」




上 「今日、見つけたことや気がついたことを発表します・・・・・・・。」


時間を40分延長してどうにか発表までこぎつけました。まだ、発表するのが精一杯なので、他のグループの発表をちゃんと聞けるようになるのが課題です。

次回も、晴れたら川の生物調査をすることになりました。調査場所は、はるさーに任せるそうです。

今日は、雨の日の川の観察のときに、子ども達は、オキナワアオガエルとシリケンイモリ、マングースも見つけました。川の中に住んでいるわけではありませんが、川の周辺の生物です。  

Posted by はるさー at 13:21Comments(0)TrackBack(0)活動報告

2007年05月25日

受難の季節の始まり


上 横たわるキノボリトカゲ。後で、撮影したので遭遇したときの状況とは少し違います。

10日ほど前、みんみんの近くの路上でキノボリトカゲと遭遇しました。びっくり!

キノボリトカゲは、道の真ん中に足を踏ん張ってこちらをにらんでいるようでした。

慌てて車を止めましたが、逃げる様子がありません。降りて近づくと、キノボリトカゲが元気なく横たわっていました。

近くに逃がそうと周りを見渡しましたが、ブロックとコンクリートばかりで、適当なところが見つかりません。
仕方がないので、みんみんに持ち帰ることにしました。

目立った外傷はありませんが、体はだらーんとして、眼ぐらいしか動かす力が残っていないようでした。
しばらくするともうまったく動かなくなりました。ぐすん

このキノボリトカゲに何があったのでしょうか。それは分かりません。

動かないキノボリトカゲを見ていると、昨年の親子連れとの会話を思い出しました。

「こんにちは!」
「こんにちは!」
「わあ、すごいね。キノボリトカゲをずいぶんたくさん捕まえたんだね。」
「これはね、お父さんが捕まえてくれたんだよ」
「こんなにたくさんのキノボリトカゲどうされるんですが」
「別にどうもしないよ。捕ったら悪いわけ?自分達は地元だから、昔からやっていることだよ。」
「できたら逃がしてもらえませんか?」
「お家に帰ってから逃がすよ。こいつらはかって森に帰って行くんだよ。」
「・・・・・・・・・。」

虫かごと捕虫網を持った親子連れの季節が始まりました。最近では、身近な野生動物を捕獲してネット等で販売する人もいるようです。

かつてはどこにでもいたもともと身近な野生生動物が身の回りから次々と姿を消しています。街中の公園ではキノボリトカゲを見ることもなくなりました。

いつまでもこの森に本物の自然が残されるように、私達一人ひとりが状況を把握して行動する必要のある時代なのだと思います。



  

Posted by はるさー at 15:01Comments(2)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月24日

メジロの巣

みんみんの事務所に入るとカウンターの上にはいろんなものがごちゃごちゃ置かれています。ガイコツ

ホルマリン漬けのハブとハイ。モクズガニやクマゼミ、リュウキュウアブラゼミ、アシダカグモ等の抜け殻、メジロの巣、ココヤシの実・・・・。 

大体が、こども達や近所の人たちが公園で拾ってきたものです(ハブは違います。近所の退官された校長先生が最初の赴任地の山原でもらったものだそうです。)

最近は、みんみん常連の松葉さんが海に行っては拾ってくるので、ヒモムシやヒトデ、ウミウシなどのホルマリン漬けの小瓶が増えています。シュノーケル

その松葉さんが、みんみんの建物の側でメジロの巣を見つけました。卵が2つあったそうです。

一緒に見に行くと、若いオオバギの木の枝に巣がありました。親が戻ってきていて、親の顔としっぽが巣からはみ出しているのが見えました。


上 小さな巣は親鳥にはちょっと窮屈そうです。

このとき撮った写真を、メジロの巣の後ろに置きました。


上 これで、何の巣か一目瞭然です。

子ども達は、巣に興味を持って、「これ何の巣?」って、よく聞きます。
「メジロだよ」って、答えますがメジロを知らない子ども達にはさっぱりです。
写真があると、どうにか分かってもらえそうな気がします。

次は、雛が孵ったところの写真が撮れたら最高です。  

Posted by はるさー at 23:34Comments(0)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月23日

ホタルと苔球

末吉公園はホタルシーズンです。クロイワボタルやスジボタルの成虫がおりなす光のショーを見るために、連日、家族連れや団体が訪れています。

でも意外と知れれていないのが、ホタルの幼虫の光のショーです。「幼虫が光ることなんか知ってるよ!」と、言われるかもしれませんが、懐中電灯を消して、しばらくジーッと見なくてはいけないくらいの、ささやかなショーです(でも、それがかえって幻想的なんです)。


上 暗闇の中のかすかな光をじっと見ていると、銀河を覗き込んでいるような気分になります。

ショーの会場は、遊歩道沿いの石垣です。花見橋から滝見橋の方向へ遊歩道を歩いていくと森に入ります。森に入ってすぐに大きな岩の上にハマイヌビワの大木が生えていますが、その辺りから池のある辺りまで遊歩道の左側に続いている石垣です。


上 今のお勧めは、岩をすぎた辺りです。

光っているからには幼虫がいるのだろうと懐中電灯を向けても、何も見つからないかもしれません。

光っているのはとても小さな幼虫達なのです。それに、明かりを向けると光らなくなります。

正体は、今年の春に生まれたオキナワマドボタルの幼虫です。


上 よくよく注意してみると、岩に生えたコケの中に小さな幼虫が見つかります

オキナワマドボタルの幼虫達はもう少し大きくなると、あちこち這い回るようになりますが、小さなときにはコケの生えた石垣がちょうどいい住処なのかもしれません。

心配なのは、この石垣のコケがところどころ剥がれていることです。


上 コケの生えているところは緑に、はがされているところは白く見えます

どうも石垣のコケは苔球をつくるためにはがされているようです。

苔球づくりを楽しんでいる人たちは、きっと自然好きの人たちなのだと思います。まさか自分達がはがしたコケに住んでいるものがいるとは思ってもいないに違いありません。事情を知って自粛してもらえることを期待します。

公園の自然の利用の仕方もみんなでもう一度考える必要がありそうです。自然のものは誰のものでもないから採ってもいいというのは、大勢の人が利用する公園では通用しなくなっているのだと思います。かつて、それぞれの部落の森でやっていたのと同じことをみんなが末吉公園でやりながら自然を守るのは絶対に無理です。  

Posted by はるさー at 23:18Comments(4)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月22日

みんみんキッズ4月28日の活動

みんみんキッズ6期生の活動が4月28日から始まっています。

みんみんキッズは、身近な自然の現状や課題を子ども達が自らの視点で調べて考えることを目的とした活動です。今回は、安謝川の自然というテーマに小学4年生から6年生までの16名の子ども達が応募してくれました。

いろんな小学校から集まっているので、最初はちょっと緊張します。おすまし


上 ネイチャーゲームのコウモリとガをやりながら仲良くなりました。ニコニコ

自己紹介のゲームをした後、グループに分かれて川の役割を考えました。
安謝川のことを考える前にお互いの川に対するイメージの確認作業です。


上 一人ひとりがポストイットに書いたアイデアを模造紙に貼り付けながら、まとめていきます

グループのまとめができたら、発表です。
みんみんキッズでは、自分の意見を言うこと、他の人の話を聞くことを大切にしています。


↑ 「えーっと、僕達が考えた川の役割は・・・・」

発表に使った模造紙を並べて、川の役割を全体でふりかえってみました。

「飲み水など人の生活用水」、「生き物の飲み水」、「生き物のすみか」、「遊びやレジャーの場所」、「物語の舞台」、「下流に物を運ぶ」、「水害をおこす」・・・など川にはいろいろな役割(働き)があることが確認できました。


上 「川にはいろいろな役割があるんだね」

頭を使うとおながかすきます。 お弁当の時間です。ラブ
できるだけごみを出さないように、給食用のバットに弁当を詰めてもらっています。


上 「どれにしようかな?」 「選ばなくっても、一人一種類ひとつづつだよ!」

午後になっても、雨は降り続いています。雨天気の様子をみながら、しばらくは室内の活動をすることにしました。

まず、中南部全体が写っている大きな航空写真沖縄本島で、末吉公園の場所や周りのようす、中南部の緑のある場所などを確認しました。


上 「末吉公園ってこんなに小さいの?」 「南部には緑がないの?」びっくり!

みんみんの周辺の地形を実感するために立体地図で川の流れている場所を確認しました。



上 「すごい!本当に立体に見えるよ!」

雨が少し小降りになってきたので、安謝川を見に行くことにしました。
見に行く場所は、滝見橋と平良橋ちかくで二股に分かれているところの2箇所です。どちらも立体地図で確認した場所です。

安謝川は末吉公園を流れています。滝見橋付近は木がうっそうと茂って、大きな岩がごろごろしていていかにも川の上流といった雰囲気です。


上 「この前、この川で長さが1メートルくらいのオオウナギを見たよ!」 「うそー、そんなのいるわけないさー」

平良橋から少し上流に行くと安謝川は二股に分かれています。ひとつはブックボックス辺り、もうひとつは石嶺公民館の辺りから流れてきています。
上流に町がある。現実は、子ども達の常識とはちょっと違います。


上 「ここは、さっきの場所の上流だよ。」 「うそー、さっきのところのほうが上流じゃないの?」

みんみんに戻って、今日の活動で気になったことをお互いに話しながら、次回の活動の方向を考えました。

子ども達が気になったことは、

 ・ごみが多いこと(どこからごみは来るのだろう)
 ・水が汚れていること(どうして汚れるのだろう。生き物は汚れた水でどうやって住んでいるのだろう)
 ・アヒル(もともとはいない動物)がいたこと(川にはどんな生き物がいるのだろう)

そして、一番気になるのは、川の生き物だそうです。

というわけで、5月の活動(5月26日)は「川の生き物調べ」です。

 みんみんキッズのメンバーは、いつもの筆記用具やファイルのほかにぬれてもいい靴と着替えを持ってきてください。
 どんな生き物が見つかるか楽しみですが、雨が降ったらできないので、てるてる坊主を作って、晴れるようにしっかりお願いをしてください。(みんみんキッズのメンバーだけでなくファンの方もお願いします)

  

Posted by はるさー at 12:36Comments(0)TrackBack(0)活動報告

2007年05月20日

リュウキュウアオバズク?

安謝児童館の大村さんがアオバズクがよく止まる場所を見つけて以来、暇を見つけては写真に収めようとしてきましたが・・・・。

先ほどどうにか写すことができました。



夏鳥のアオバズクなのか留鳥の亜種リュウキュウアオバズクなのかはわかりません。
リュウキュウアオバズクは県版のレッドデータブックでは準絶滅危惧種とされています。
いずれにせよ、この森の貴重な野性性動物に変わりありません。

最近、遊歩道やトイレの整備が進められているのが気になります。アオバズクが見られる辺りにゲートボール場が計画されているといううわさもあります。公園を管理する那覇市には、市民がだれでも納得できる鳥獣保護区としての公園整備をお願いしたいものです。

  

Posted by はるさー at 21:48Comments(3)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月16日

リベンジ

昨日のアオバズクとホタルのリベンジに出かけて来ました。

薄暗くなりかけの滝見橋にはまだ誰も来ていません。次第に点滅するホタルの数が増えていきます。

完全に暗くなるとホタル観察の人たちがやってきます。チャンスは今です。

慌ててカメラをセットしていると、安謝児童館の大村さんが突然現れて「今日もアオバズク着てますよ!」と声をかけてくれました。

アオバズクは夕暮れ時、森の出口のセンダンの枝に現れます。じゃあ、ホタルよりもそっちが先かな。

センダンの木に近づくにつれ、鳴き声が聞こえてきました。

「いました!」 ちょうど近くの木からセンダンの枝に飛んできました。

望遠レンズに付け替え、アオバズクにカメラを向けようとしたとたん、どこか遠くへ飛んでいってしまいました。は明らかにカメラを嫌がっています。

仕方ありません。アオバズクはお預けです。 やっぱり今日はホタルだな・・・・。

遊歩道を引き返して、外灯の明りが切れる辺りまで来たとき、思わず息を呑みました。



暗がりで、オキナワスジボタルが乱舞しています。この地点の外灯の明りを消してもらって以来、ホタルの多い場所になっているのですが、こんな数のオキナワスジボタルが一ヶ所で光っているのは初めてです。

ここで撮ろう。

残念なのは、センダンの木の辺りの外灯の光が、ここまで届いていてところどころを照らしていることです。あの外灯も消えていたら、もっと広い範囲でもっとすばらしいホタルのショーを見る(撮影する)ことができたはずです(公園管理室にお願いしよう!)。

そこに大村さんがまた来ました。「オキナワアオガエルが木の上にいますよ!」 ホタルの撮影はまたもや一時中断です。



背の高いアカギの枝にいます。樹上で生活するとは聞いていましたが、実際にそれを見るのは初めてです。




今夜は、リベンジになりませんでしたが、思わぬ発見があって楽しい散策になりました。こんな楽しい発見ができるのは、この末吉公園の森にまだ豊かな自然が残っているからです。

奇跡的に残された自然を、安易な開発や整備で失うことがないように、しっかり守って未来につなげることが、今を生きる私達の使命なのだとあらためて感じた夜でした。  

Posted by はるさー at 00:47Comments(0)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月15日

PW補助エデュケーター募集

5月29日、30日に国立沖縄青少年交流の家が主催する「野外活動者スキルアップセミナー」のなかでプロジェクトワイルドの講習会を行います。そのときの補助エデュケーターの募集です。

ただし、今回は無償のうえ、交通費(フェリー代3800円)、食費(1500くらい)が実費です。

29日の昼までに渡嘉敷に移動して、次の日、30日の夕方帰ります。研修場所は海洋研修場です。

興味のあるエデュケーター(一般指導者)資格者の方はオーナー宛に連絡ください。

また、スキルアップセミナー自体に興味のある方は国立沖縄青少年交流の家(098-987-2306)に直接お問い合わせください。野外活動に興味のある人なら誰でも参加できるようです。

■野外活動指導者スキルアップセミナー

・日時 5月28日(月)から30日(2泊3日)
・集合 午前8時に泊港北岸
・場所 国立沖縄青少年交流の家 海洋研修場
・定員 20名
・内容 演習 スノーケリング・シーカヤックの楽しみ方
     演習 野外炊飯の基礎
     講義 自然活動における指導者のあり方
     演習 渡嘉敷島の海浜観察
     演習 プロジェクト・ワイルド(この部分を担当します)
・参加費 8000円 (交通費、食費等込み)




  

Posted by はるさー at 04:32Comments(3)TrackBack(0)募集

2007年05月15日

あれれ?

先週の金曜日、そろそろホタルの季節が始まるという話をしましたが、予想通りでした。土日に訪れた人たちは飛び交うホタルに歓声を上げていました。

今日は昼間から雨が降っていて、夕方には止んだもののもやがかかるほじめっとしていました。こんな日こそはホタルが出そうです。しかも、よっぽどの物好きでないかぎり、森に来る人はいなでしょうから、邪魔されずにホタルを見ることができそうです。よし!

暗くなく前に森に入って、ホタルが出現するのをじっと待っていました。

7時20分。あたりが薄暗くなった頃、木の枝と幹でかすかに光っているものを発見しました。オキナワスジボタルのようです。ほぼ同時に、川辺の岩陰で点滅する光を確認できました。クロイワボタルのようです。

完全に暗くなる前に、急いでカメラを三脚にセットして、岩陰を低く飛びながら明滅するホタルに照準を合わせてシャッターを切りました。



よし、なかなかいい感じです。次はもっとたくさん出現してからにしよう。


しかし、乱舞する様子を見ることはできませんでした。どうも今日は不発です。

出現数自体が少ないのですが、さらに飛行する個体が少ないようです。

飛ばないで光っているものの様子を見てみることにしました。橋の近くの護岸で数個体がシンクロするように点滅しています。



クロイワボタルです。苔むした石づみの上にいます。交尾をしているものもいます。



メスに誘引されてオスが集まっていたところだったのでしょうか?それとも、ほとんど飛び回った様子が見られなかったので、もともとこのあたりにいたのでしょうか。

いろいろ場所を変えてみましたが、どこも同じです。ほとんど飛んでいません。
そのかわり、オキナワクロホタルモドキの幼虫はよく見かけました。場所によっては地面で光っているのはほとんどこいつです。



金曜日にほとんど見つからなかったので、小さな若い固体しかいないからかなと考えていましたが、とんでもない、大きな個体がずいぶんいます。どこかに隠れていたようです。

今日は、撮影機材をリュックに詰め込んで、いさんで森に出かけたので、拍子抜けでしたが、何かに気が付くヒントがあるような夜でした。


話は変わりますが、最近アオバズクがよく鳴いています。「ホッホッ、ホッホッ」
昨日、安謝児童館の大村さんが、すぐ近くの枝にt止まっているのを見つけたと教えててくれました。
望遠レンズをつけたカメラを担いで駆けつけたのですが、すでに、遠くの枝に移動していました。
とても眼が良いみたいで、レンズを向けただけで飛び立ってしまいます。
それでも、どうにか1枚撮ったのですが、暗くってピントを合わせられませんでした。



次は、ホタルの乱舞とアオバズクのジャスピン写真を撮るぞ!  

Posted by はるさー at 03:31Comments(0)TrackBack(0)末吉の森

2007年05月11日

そろそろホタル観察会シーズン

5月半ばくらいからしばらくの間、末吉公園はホタル観察会シーズンを迎えます。この時期、様々な団体や家族連れがホタルを見に公園にやってきます。みんみんの施設利用者の多くもホタル観察を主な目的にするようになります。

5月になって、「ホタルは、まだいないのですか?」という、問い合わせが増えています。

末吉公園で見られるホタルのうち成虫が光るのはオキナワマドボタルと「クロイワボタル、オキナワスジボタルの3種類です。オキナワマドボタルは、発光が弱いのですが、3月の後半から4月の半ばくらいまでよく見られていました。よく光るクロイワボタルとオキナワスジボタルの成虫もすでに4月の終わり頃からちらほらと出現しています。


オキナワスジボタル。時期があるのでしょうか、飛び回らずに止まっている個体をよく見かけました。


クロイワボタル。飛ばずに止まっている個体です。

昨晩、滝見橋のあたりまでようすをみにいったのですが、これまでと違って、クロイワボタルとオキナワスジボタル10数個体が、同時に発光しているのを見ることができました。乱舞が見られるのもそろそろだと思います。


オキナワスジボタルの発光軌跡。発光が弱かったので、遠くのものが写っていませんが、カメラの視野の中でも数個がいたはずです。


クモの巣に掛かったホタル。空中でとどまっているように見えるのはクモの巣にひっかかったものでした。

観察会では、幼虫もお勧めです。ホタルは幼虫も光ります。というより、幼虫はどの種類も光っています。光ながら歩き回っている幼虫を見ていると、ホタルがなぜ光るのかをつい考えてしまいます。

しかし、なぜか、ここしばらく、発光している幼虫をあまり確認できていません。

今の時期、本来個体数の多いオキナワマドボタルやオキナワクロホタルモドキの幼虫が生まれたばかりでとっても小さいのでみつけにくかもしれません。オキナワスジボタルはどこかに隠れて蛹になっているのでしょうか。


歩道沿いの石垣のコケの中の数ミリしかないオキナワマドボタルの幼虫。


数ミリしかないタテオビクシヒゲボタルの幼虫。同じく石垣のコケの中


小さなカタツムリの殻にもぐりこんでいるクロホタルモドキの幼虫


川の中州にいたオキナワスジボタルの幼虫。食べているのはサカマキガイ。


オキナワマドボタルの幼虫は、まだ小さくて発光も弱いので目立ちませんが、場所によってはたくさんいるようです。、もう少し大きくなると森の地面を星空のように輝かせて、天の川を歩いている気分にさせてくれるかもしれません。


ホタル観察会の名わき役は、発光キノコです。単なる光物つながりというだけでなく、光ることの意味やその不思議さをさらに考えさせてくれそうです。一昨日、今年初めて発光キノコを確認しました。


シンノウヤシの付け根でボーっと緑色に光っているキノコ

■ホタルの観察会シーズンを迎えるにあたって、観察会がクリスマスの飾り付けを見物するような単なるエンターテインメントにならないよう期待します。ホタルは、生き物の不思議に気づき、考えるのに最適な教材だと思います。ホタルにとって好ましい環境を考えることによって、ホタル以外の森の生き物にとって好ましい環境を考えることもできます。人間が野生生物と共存することをホタルを通して学ぶことができたらどんなにすばらしいかと思います。


しばらく、ブログを更新できませんでしたが、復活します。  

Posted by はるさー at 03:23Comments(0)TrackBack(1)末吉の森