2008年08月30日

季節感

近頃、明け方肌寒い。
末吉公園では、まだ、鳴いているセミがいるけどもう夏は終わりだ。

今朝、出勤時にふと空を見上げたら、雲がすっかり秋の雲に変わっていて、ついつい眺めてしまった。


南城市大里の農道。畑の向こうに見える右側のとがったのがウンタマの森。中央の丘が弁ヶ岳、みんみんはその向こう側にある。

「沖縄には季節がないですよね。」と、言われることがある。

相手が最近沖縄に来たナイチャーだったりすると、「内地とは違った季節があるんですよ。」と、これから起こりそうな季節の変化を教えてあげたりするんだけど。

これが地元で生まれた若いウチナンチューだったりすると、ちょっと考えてしまう。
(僕がナイチャーだから、親切心で)沖縄には内地とは違う季節があることを教えてくれようとしているのだろうと思いながらも、もしかして、本当に季節がないと思ってしまっていないかなと心配になるからだ。

みんみんにくる子どもたちは、「沖縄には季節がないんだよ」というたぐいの発言をよくする。
おそらく「沖縄には内地と同じ季節がない」という類の話をどこか聞いて「沖縄には季節がない」と間違って覚えているだけなのだと思うけれど、年中同じ種類の野菜がスーパーに並んで、、年中どこかでエイサーが行われて、冷暖房が完備して、・・・・・・日常生活の中で季節の変化を感じる機会や状況がますます少なくなっている現状では、本気でそう思っても不思議がないように思えてくる。


まあ、ちょっと空を見るだけでも、季節の変化を感じるはずなんだけど。

そんなことを考えた今朝でした。  
タグ :季節感

Posted by はるさー at 18:49Comments(0)TrackBack(0)その他

2008年08月28日

キッズ生物調査

8月23日(土)は、みんみんキッズの活動日でした。
今回は、「末吉公園みんなの水辺ビオトープ」の生物調査を行いました。

生物調査は、6月にも行っていますが、そのときは予定地の生物を調べることが目的でした。
土木工事が終わってからは、初めての生物調査になります。

せせらぎと池のビオトープ、それぞれで生物を採集しました。


せせらぎでの採集 


池での採集

みんみんに戻って昼食を食べたら捕まえた生き物のチェックです。


池で見つけた生物をいれたはずのバケツ。  せせらぎのものも混ざってるみたいだけど・・・・、誰だ!まぜこぜにしたのは!


見つけた生き物は

せせらぎ: リュウキュウカジカガエル成体、リュウキュウカジカガエル幼体(オタマジャクシ)、
       トゲナシヌマエビ、サカモトサワガニ(死がい)

池    : リュウキュウカジカガエル成体、ヒメアマガエル成体、
       リュウキュウカジカガエル幼体、ヒメアマガエル幼体、ヌマガエル幼体、
       ウスバキトンボ幼虫(ヤゴ)、ハネビロトンボ幼虫、ハラボソトンボ幼虫

 せせらぎでは、リュウキュウカジカガエルの幼体が一番多く見つかりました。
 池では、ヒメアマガエルの幼体が一番多く見つかりました。ヤゴは泥と見分けがつきにくいので、目出しませんが
 池に網を入れると以外見つかりました。ほとんどがウスバキトンボの幼虫でした。

見つけた生き物は、みんなでスケッチしました。


どれにしようかな?


「カニの死がいは動かないから、いいかも?」

■子ども達のスケッチ■

よく見ているなと感心するものから、えっ、こんなだったっけ??というものまでいろいろです。
描くのが簡単だからなのかオタマジャクシが一番人気でした。


オタマジャクシ(ヒメアマガエル、リュウキュウカジカガエル、ヌマガエル)


カエル(ヒメアマガエル、リュキュウカジカガエル)


サカモトサワガニ(死がい)


トゲナシヌマエビ


ヤゴ(ウスバキトンボ、ハネビロトンボ、ハラボソトンボ)


★★時期を見て、一般参加のビオトープ生物調査(モニタリング調査)も行いますので、そのときはぜひ参加してください。★★  

Posted by はるさー at 16:09Comments(0)TrackBack(0)活動報告

2008年08月23日

赤い顔は、はったり?

「ねえ、森の中に赤い顔をした虫がいたよ!」
「ちょんまげをした、赤い人面虫だったよ!」

夏休みのイベントでみんみんを訪れた子どもたちが、変な虫を見つけたといっています。

見つけたのはおそらくアカホシカメムシです。今、アカホシカメムシは、森のあちこちで見られます。特に、せせらぎのビオトープから滝見橋のほうへ向かって30メートルほど行ったあたりのアオギリと周辺の樹木にはすさまじい数がついていました。(さっき見たらちょろちょろになってしまってたけど・・・。)



を下に向けている個体は、確かに人の顔のように見えます。


アオギリの根元に集合したアカホシカメムシ

1ヶ月ほど前、最初に気が付いたときにはアオギリの枝の上のほうに無数のカメムシがついていましたが、いつの間にか根元に下りてきました。降りてきた当初はもう木が赤く染まったように見えるほどでした。


3世代同居?幼虫は背中の模様が違います。

集合しているカメムシの大きさはいろいろで、少なくとも3齢が確認できます。いろんな時期に生まれたものがみんな集合しているのでしょうか?それとも意外と成長に差があるのでしょうか?


脱皮して成虫になった直後。まだ、黄色っぽくって人面模様になっていません。

カメムシの仲間は、いやなにおいを出すことで知られています。そして、派手な色彩の種類が多いのも、集合するのもいやなにおいを出す警告だと考えられています。 

しかし、このカメムシあんまりくさくないという噂があります。もし、くさくないとしたら赤い色も、集合もはったりということになります。 はったりが通用するなら、そっちのほうが楽だということでしょうか。

そういえば、「変な虫がいたよ!」って言う子どもはいますが、まだ、手にとって持ってきた子どもはいません。

はったりが効いている証拠でしょうか。でも、まずは、においを確かめるべきですよね。  

Posted by はるさー at 18:37Comments(0)TrackBack(0)末吉の森

2008年08月16日

どうだったっけ?

比較的安いチケットが手に入ったので、お盆に帰省しました。
(帰省とはいっても、生まれ育った場所ではありません。僕が生まれたのは広島県呉市、帰った場所は山口県宇部市です。まあ、同じ中国地方なので、たいした違いはないはずです。)

家に着いたのは夜ですが、むっとした熱気に包まれる感じでした。 まあ、今の時期、海に囲まれた沖縄のほうが涼しいのはめずらしくありません。

「シャン、シャン、シャン、シャン・・・・・・・」 朝は、セミの鳴き声で眼が覚めました。
クマゼミが、庭の木で鳴いています。

昼前に、ふと思い出して、庭に出てみました。
もうセミは鳴いていませんでしたが、抜け殻がありました。

この場所で、この大きさだったらクマゼミかな、そう思いながら、見るとアブラゼミです。


左がアブラゼミの抜け殻、右がクマゼミの抜け殻

そうか、アブラゼミは開けた場所にもいるんだったけ?! それに、こんなに大きかったんだ!

最近は、リュウキュウアブラゼミしか見ていないので、そのイメージで見てしまったようです。
子どもの頃、あんなにアブラゼミを見ていたはずなのに・・・

昼食までの時間、家の周りを少し散策することにしました。

まず、目に付いたのはナガコガネグモです。植え込みや草むら、いたるところで網を張っています。


ナガコガネグモ。長いおなかをしています。網にはコガネグモの仲間に特徴的なぎざぎざ模様がついています。

コガネグモの仲間は子どもの頃も見ているけど、こんなにたくさん眼にするのは初めてのはずです。
そういえば、子どものころ見たコガネグモって、なんていう種類だったんだろう・・・・。


まとまった木立では、セミがまだ鳴いていました。クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシもいます。


クマゼミ(上)、アブラゼミ(下)

実際見てみると、確かにアブラゼミはリュウキュウアブラゼミより一回り大きいようです。 ツクツクボウシは、どれも上のほうで鳴いているのでカメラに収められません。

沖縄では、例年8月に入るとセミがとたんにいなくなります。そういえば、子どもの頃、セミっていつ頃まで鳴いていただろう? 夏休みの終わり頃に、ツクツクボウシを聞いていたような気がするけど・・・。 


家の近所に、住宅地と畑にはさまれた水路があります。 ちょっと懐かしい雰囲気です。子どもの頃は、こんな感じの場所でメダカやドジョウを捕まえたものです。3面張りで、とてもメダカはいそうにありませんでしたが、シオカラトンボが飛び回っています。

シオカラトンボ(メスはムギワラトンボ)は、一番身近なトンボでした。 幼い頃捕まえたのはもっぱらこいつでした。


水路の壁に止まるシオカラトンボのオス

あらためて、じっと見ると、こんなに白っぽくなかった気がしてきました。でも、あたりを飛び回っているシオカラトンボはみんな同じみたいです。そういえば、ずいぶんご無沙汰だったからな・・・・。

 
畑には、沖縄でいつも見慣れたチョウが飛んでいました。 ツマグロヒョウモンです。


ツマグロヒョウモンのメス

ツマグロヒョウモンは、温暖化によって、分布を北に広げているチョウで、最近、関東に定着するようになったといわれています。

幼少期を過ごした広島は西日本なので、当時からいたのかもしれませんが、このチョウの記憶はまったくありません。

しかし、ヒョウモンというチョウの仲間の存在自体、中学生の頃、捕まえたウラギンヒョウモンを図鑑で調べたときまで、認識がなかったように思います。 存在を認識していなかったために、見えなかっただけなのかもしれません。

地球規模での環境変化が叫ばれています。

環境の変化は、昔と現在を比較して初めて分かることですが、子どもの頃の記憶は、だんだんとあいまいになっています。 

今回の帰省では、身近な自然の現状をしっかり記録することの重要性を改めて感じました。
(とか言いながら、夜散策は、その前にビールを飲んでくじけましたが、)

  

Posted by はるさー at 18:09Comments(0)TrackBack(0)その他

2008年08月12日

自然ガイドの講座

ちょっと面白そうな講座の案内がありました。

自然解説や環境教育の第一人者、小林毅さんが講師を務めるガイドの講座を8月20日に実施するそうです。小林さんには、みんみんのスタッフ研修や環境教育講座の講師でずいぶんお世話になっています。今回は、エコツアーガイドだけでなく、歴史ガイド、水族館ガイド、観光ガイド、バスガイド、タクシーガイド・・・すべてのガイドのための実践講座ということで、どんな内容なのか興味があります。先着順なので、興味のある方はすぐに問い合わせてみてはどうでしょうか。


『伝わるガイド術の「超」実践トレーニング』
講義3割、練習7割の”みっちり”空間

■講 師 小林毅(日本インタープリテーション協会代表)
岐阜県立森林文化アカデミー教授、ビジターセンターでの環境教育活動の運営、環境教育教材なのどプランニング、プログラム開発等に長年関わる。環境教育の分野で仕事をしていきたいという若い優秀な人材が活躍できる場を作ることを目指し、民間で初めて環境教育の専門家が集まる会社「自然教育センター」を設立。日本インタープリテーション協会の代表も務めるなど、自然解説の分野における人材育成に全国を飛び回っている。

■日 時 8月20日(水) 13:00~17:00
■会 場 具志川野外レクリエーションセンター
■対 象 ガイドの経験があり、さらに高いスキルを身につけたい方
■人 数 25名(先着順)
■参加費 3000円 
■問合せ・申込 NPO沖縄ホールアース研究所(担当:田中啓介)
          098-862-3828  okinawa@wens.gr.jp


  

Posted by はるさー at 14:45Comments(0)TrackBack(0)お知らせ