2007年07月21日
城岳小学校の漫湖探検
マングローブや岸辺近くの泥干潟にいるヤエヤマシオマネキ。漫湖では比較的普通にみれれます。去年までは垣花小学校5年生の漫湖をテーマにした総合的学習のお手伝いを行っていましたが、担当されていた先生が転勤になったので、今年は城岳小学校5年生のお手伝いです。6月12日に漫湖探検を予定していましたが雨で延期になったので、7月10日に実施しました。
探検の目的は次のことを知ることです。
① 漫湖はただの泥たまりではなく、多様な生物の生息場所であること。
② 生物達は、干潟の環境をうまく住み分けて利用していること。
漫湖水鳥湿地センターの芝生広場に集合した5年生。まず、一番心配したのは人数です。垣花に比べると城岳は倍?くらいいます。
全体を、先にセンター見学をするグループと先に干潟探検をするグループに分けて、探検をするグループを引き連れて干潟に行きました。
干潟に着いたら、望遠鏡を3台セットして、離れたところから干潟にいるカニを観察をしました。
泥干潟一面にいる無数のヒメヤマトオサガニ。やや砂っぽいところで白いハサミを振り上げているオキナワハクセンシオマネキ。マングローブのほとりで赤いハサミを持ち上げているヤエヤマシオマネキ。近づいて姿を隠す前に、カニ達が干潟の上で生きている様子をしっかり見てもらうためです。
いつもそうですが、こども達はしっかり見るよりも、とにかく捕まえたくってしょうがないようです。生物探しの後は、生物の入ったバケツを並べて、みんなで干潟の生物を確認しました。
子ども達が見つけてきたのは、タイワンアシハラガニ、ミナミアシハラガニ、ツノメチゴガニ、オキナワハクセンシオマネキ、ヤエヤマシオマネキ、ヒルギハシリイワガニ、フタバカクガニとかにばかりです。「貝の仲間もいるよ!」と何度かいいましたが、ウズラタマキビやイトカケヘナタリは見向きもされませんでした。
■課題等
・今回、比較的大人数でも対応できたのは、漫湖水鳥湿地センターのおかげです。観察と見学のローテーションがなければ不可能でした。しかし、欲を言えば、観察、見学に加えて広場等で実施できる体験プログラムがあれば、もっとよかったかなと思います。それにしてもセンターの職員の皆さんありがとうございました。
・現状では、センターの職員は観察などの外のプログラムに対応できません。環境省は無償ボランティアでの対応を検討しているようですが、質の維持を考えると有償での人材活用(自分もその一人かもしれません)の仕組みやセンターの職員が外で活動できる仕組みを作ることが必要だと思います。
・カニを自由に捕まえてみようというプログラムは楽しいのですが、環境に対するインパクトは少なくなさそうです。観察が終わったら逃がすのですが、2回目も捕まったカニはハサミや足がとれたりして、痛んでいました。頻繁に干潟観察が行われるようになれば、インパクトの少ない方法を考える必要があります。
・泥で汚れた子ども達をセンターに入れるようにするのに時間がかかります。城岳小では、靴を2つ用意して対応していたようです。
・今回、センターと干潟の移動のタイミングが会わないことによる時間のロスがありました。、担当の先生が急きょ参加できなくなったこともありますが、もっと事前の打ち合わせでしっかりつめておくことが必要でした。
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