季節感

はるさー

2008年08月30日 18:49

近頃、明け方肌寒い。
末吉公園では、まだ、鳴いているセミがいるけどもう夏は終わりだ。

今朝、出勤時にふと空を見上げたら、雲がすっかり秋の雲に変わっていて、ついつい眺めてしまった。


南城市大里の農道。畑の向こうに見える右側のとがったのがウンタマの森。中央の丘が弁ヶ岳、みんみんはその向こう側にある。

「沖縄には季節がないですよね。」と、言われることがある。

相手が最近沖縄に来たナイチャーだったりすると、「内地とは違った季節があるんですよ。」と、これから起こりそうな季節の変化を教えてあげたりするんだけど。

これが地元で生まれた若いウチナンチューだったりすると、ちょっと考えてしまう。
(僕がナイチャーだから、親切心で)沖縄には内地とは違う季節があることを教えてくれようとしているのだろうと思いながらも、もしかして、本当に季節がないと思ってしまっていないかなと心配になるからだ。

みんみんにくる子どもたちは、「沖縄には季節がないんだよ」というたぐいの発言をよくする。
おそらく「沖縄には内地と同じ季節がない」という類の話をどこか聞いて「沖縄には季節がない」と間違って覚えているだけなのだと思うけれど、年中同じ種類の野菜がスーパーに並んで、、年中どこかでエイサーが行われて、冷暖房が完備して、・・・・・・日常生活の中で季節の変化を感じる機会や状況がますます少なくなっている現状では、本気でそう思っても不思議がないように思えてくる。


まあ、ちょっと空を見るだけでも、季節の変化を感じるはずなんだけど。

そんなことを考えた今朝でした。

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