おきなわイーイープログラムづくりプロジェクト

そろそろ、夏休みの企画（キッズマンデープロジェクト）のねたさがしもしないといけないのに、このところなかなか森に出る機会がありません。

日曜の午後は来客も比較的少ないので、非常勤職員に留守番を頼んで散策することにしました。

散策といっても時間も限られています。ぶらぶらしてるとすぐに時間がたってしまうので、オオジョロウグモを探しながら歩くことに決めました。

オオジョロウグモは、とても大きくなるクモです。　ちょうど今頃からセミなどを食べて急激に成長します。キッズマンデープロジェクトで「どんなところで、どんなふうに網を張るのか」を調べようとしたことが何度かありましたが、夏休みになったとたんに姿を消して、しっかり調べることができませんでした。

姿を消す前に、どこにいたのかだけでもちゃんと記録をしておこうと思ったのです。

でも、みんみんから水辺のビオトープまでの間に1匹しか見つけられませんでした。

途中、サンコウチョウが近くで鳴いていてそれに気をとられながら歩いたことを差し引いても、少なすぎます。

もっと早く調べるべきだったようです。　

そんなことを考えながら池のほうを眺めるとずいぶんさっぱりしています。

近づくと、草が刈り取られていました。


ずいぶんこざっぱりとしています。　きれいになっていますが、毎月第2土曜日のメンテナンスで意図的に刈り残しておいたいくつかの植物もすっかり刈りとられてしまいました。


池の水はカニによってあけられた穴から抜けてしまってました。池の周辺の植生が刈りとられているので、余計に寂しい感じがします。

誰の仕業でしょう。

比較的丁寧に刈りとっている状況からは、どうも辻斬り犯とは別人（団体）のようです。

善意なのでしょうが、それにしても一言くらい声をかけてくれてもよさそうなものです。



立て看の上に、ちりバサミの忘れ物があります。　そこにはNTTの文字が・・・・。

NTT西日本が何か知っているかもしれない。　

そう思っていそいでもどって電話したのですが、日曜日は休みで対応してもらえません（うらやましい!?）。

しかたなくネットで検索すると次のような記述を見つけました。

NTT西日本沖縄グループは、末吉公園の清掃活動を実施します。

～　地域貢献活動の一環として、積極的に環境問題に取り組んで参ります。　～

　西日本電信電話株式会社沖縄支店（支店長：本田健一）では、環境問題に積極的に関わり、社会貢献活動を推進することを目的に、下記のとおり「末吉公園の清掃活動」を実施いたしました。これは、平成２０年１月に那覇市の「企業ボランティア協定」を締結したのに伴い、末吉公園と松山公園を交互に、年に４回（２月、６月、９月、１１月）活動の一環として実施する予定です。

この記述は2年前のものですが、

どうも今週末、NTT西日本沖縄支店のボランティアさんが清掃活動をした可能性が高そうです。

もちろん、草刈については関係ないのかもしれません。　しかし、この間の辻斬り事件を考えても、末吉公園にかかわる人達がお互い顔を合わせて話ができる場を設ける必要性を強く感じます。末吉公園にかかわる人すべてを特定するのはとても難しいのですが、公園ボランティアは登録制です。まずは那覇市に登録しているボランティアで意見交換のできるネットワークをつくるべきでしょう（那覇市公園管理室さん、個人情報という問題もあるでしょうが、登録団体名、連絡先の公開をお願いします）。